生前整理・遺品整理に関する用語

生前整理・遺品整理に関する用語

事件現場特殊清掃士

自殺や孤独死、殺人事件などによって汚された現場に残された血液などの体液や匂いをきれいに取り除いて元の状態に近づけることができる専門の清掃士のこと。
一般社団法人遺品整理士認定協会が認定している民間資格です。

遺品査定士

亡くなった人が残した遺品についての知識があり、遺品の価値について査定したり買取をしたりする専門家で、法令などにも精通しています。
一般社団法人遺品整理士認定協会が認定している民間資格です。

お焚き上げ

神社や寺院などでもらった古い御札やお守り、故人の思い出が詰まっている捨てるには忍びない物などを神社や寺院でご祈祷や続経などお祈りをあげながら火で焼くことです。浄火する意味や遺族の気持ちを軽くする意味があると言われています。

遺品整理士

遺品整理について知識や技術を持つ業界において、国の認定ではなく、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律に基づいた民間資格です。
取得することで、遺品整理業者として活動ができます。

遺品の査定・買取

故人の遺品整理をした後、価値のある物を処分せずに現金化できるサービスです。
査定員による価値が調べられ、1円でも価値があり、査定額に納得できるなら買い取ってもらうことができます。

オゾン脱臭

鼻がもげるくらいの悪臭は、換気をしても残留するために、脱臭効果のあるオゾンを用いる脱臭法になります。
オゾンを散布するだけで臭気物質が酸化、それによって臭いのもとを無にさせます。

古物商

古物とは、小物営業法にて規定されるもの全般を指す言葉です。その古物を売買したり交換したりといった具合に、商売に利用している業者や個人のことを古物商と呼ぶのです。

廃棄物収集運搬業者

遺品整理により廃棄する物がある場合、適切な方法により収集、運搬、処理が必要になります。
廃棄物に関する法律の条項の許可を得た業者のみが携わることができ、環境保護にも努められます。

産業廃棄物

工場などで事業活動をおこなう事で出てきたものが廃棄物です。その中でも、燃え殻であったり廃油・廃アルカリ・廃プラスチックに汚泥といった廃棄物を指すのが産業廃棄物となります。これらは20種類政令にて定められています。

質屋業

衣類に電化製品・文房具と持ちこまれる物品の種類を問わず、その価値に応じて金銭を貸与するといった商売を質屋業と言います。お客はあくまでお金を借りているのであり、決められた期限までに返済しなければなりません。それができなければ持ちこまれた物品が返済の代わりとなるのです。

特殊清掃

汚れた室内を原状回復したり、復旧を行うお仕事です。年月の経過やゴミ・ホコリによる汚れであれば普通の清掃なのですが、特殊清掃の場合の汚れとは遺体によるものです。事件や事故や自殺など、さまざまな理由で亡くなった遺体が発見が遅れたために腐敗し室内に汚れや匂いを付けて閉まった場合に彼らは駆けつけます。

空き家問題

子供たちは都会に、両親は田舎暮らしを続けていた場合に両親どちらも亡くなった後に住む人はいなくなります。ですが解体するには費用もかかる、そうして全国に820万戸ほどもの空き家があるのです。こういった状況は更に増えていくはず、これが空き家問題です。どうにかしなければと、平成27年2月には「空家等対策の推進に関する特別措置法」という法律が制定されています。

遺品整理

老衰などで亡くなられた方、彼らが生前使っていた衣類や食器・家具などの品を使う使わないに分けていく作業を遺品整理と言います。思い出も詰まった品々を整理するのはその子供たち、悲しい作業です。

一般廃棄物

工場などから排出される汚泥や廃油・廃プラスチックといったものを産業廃棄物と言います。それ以外の廃棄物、主として家庭から排出されたものが一般廃棄物と呼ばれるものです。

廃棄物処理法

廃油に廃プラスチックなど、自然に帰るものではなくむしろ自然破壊してしまう危険なゴミです。そこでどのように処理すれば良いのか・一般廃棄物と産業廃棄物という用語の意味など、定めたのが廃棄物処理法という法律です。昭和45年に交付されました。その正式な名前は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」と言います。

遺品処理

亡くなられた方の生前使われていたものを整理するのが遺品整理、一方ですべて処分してしまうのであれば遺品処理と言います。思い出深い品々、どれもこれも丁寧に整理していたらいつまで経っても終わりません。それよりは遺品処理して思い出を心の中にのみ残しておいた方がよいのかもしれません。

液体消臭剤

液体状の消臭剤が液体消臭剤です。そのまま垂らすのではなく、スプレー容器などに入っていて噴霧して使われるのが一般的です。消臭箇所に直接触れることなく効果が発揮されます。

遺品

亡くなられた方が生存中に所有し、死後残されたすべてのものを遺品と言います。遺品は日々使用していた生活雑貨や衣類、家具、家電製品など物品全般のことで、遺産の中でも動産に該当します。これらの遺品の中から形見として残しておく大切な品物と、古くなって価値のない雑多なものとを遺品整理として分ける必要があります。

リバリュー

誰かが使用していたもの、ですが何らかの理由で使われなくなったものを他の方が買い取ってまた違った使い手を創る、それがリバリューです。ただ捨てていたのであればゴミ、ですがこの方法をおこなう事でゴミの量が削減され、価値あるものにと生まれ変わるのです。

一般廃棄物収集運搬業者

特に家庭などから出てくるのが一般廃棄物です。それを収集し運搬・中間処理を経て最終処分まで行うのが一般廃棄物収集運搬業者です。誰でもできるわけでは無く、その地区の市町村長の許可を必要とします。彼らは市町村より請負って、代行しているのです。

形見分け

故人が生前使用していた品物を故人と関係の深い親族や友人等に分け、贈られた人がその品物を使うことで故人を忘れることなく思い出を偲ぶことが出来るシステムのことです。故人にとっても思い出して貰える機会になって供養にもなると言われています。

不法投棄

亡くなった人が残したさまざまなものを、法令に違反した処分方法で廃棄することです。
山中などひと目が無いところに不要になった家具や家電などを運び込んで、土地の所有者の許可なく勝手に捨てること。

リサイクル業者

リサイクル業者とは、日常生活の中で生じる不要物や有価物を回収・買取し、修理やクリーニングなどにより再生して、それを安い価格で消費者に提供する業者のことをいいます。

生前整理

生前整理(せいぜんせいり)とは、自分(20代や30代といった若い世代からお年寄りまで)が亡くなる前に死ぬことを想定して、自分の持ち物や財産などをあらかじめ整理することで、終活のひとつです。

リユース

リユース(Reuse)とは、大量廃棄社会から循環型社会への方向転換が進められる中で、ごみの減量やリサイクル促進などのために、私たちが生活の中で必要として購入した物や製品、製品の部品などをすぐには捨てずに大切にして、繰り返し使うことやそのための取り組みのことです。

リペアー

リペアーとは、単に修理、修繕、手直し、復旧作業などという意味がありますが、環境問題などのことで使う場合は、直せば使えるかもしれないという視点を持ち、ものを修理しながら長く大事に使うことを目的として、修理、修繕、手直し、復旧作業などを行うという意味の言葉で、ゴミを減らす取り組みである5R(リデュース、リユース、リサイクル、リフューズ、リペアー)の中の1つです。

古物

古物とは、物品のうち一度でも使用されたもの、または新品(使用されていないもの)であっても使用を目的として取引されたもの、あるいはそれらに幾らかの手入れをしたもののことをいいます。

エンディングノート

60歳以上に差し掛かった高齢の人々が、予期せぬ怪我や事故によって突然歩けなくなるなど今後自分に起きるかもしれない事態に備えて、自分のこれまでの人生のことや相続に関する考えをまとめておくノートを、エンディングノートと呼びます。

家電リサイクル法

家庭で利用されていたものの、経年劣化などによって壊れてしまい捨てざるを得なくなったエアコン、テレビ、洗濯機、冷蔵庫を、部品などに分解して、新製品の一部として使えるようにする取り組みを行うことを奨励する法律を、家電リサイクル法といいます。

無縁死

未婚の高齢者などが、家族や友人など周囲に繋がりのある人物が誰もいない状態で亡くなってしまう状態が、無縁死と呼ばれます。
NHKのテレビ番組にて使われたことで、一般的に使われるようになったとされています。

古物営業法

とり扱われる古物が盗品だったら困ります。自分のものとして売買するのを防ぎ、そういった事態を速やかに発見し規制できるようにと作られた法律、それが「古物営業法」なのです。少しでも被害が起こらないように、被害者が多大な損害を被らないようにといった目的から制定されています。

セルフ・ネグレクト

高齢者が、普通の人が生活を送る上で最低限必要なことをしない、あるいはできないために、自分を取り巻く環境が悪化したり、栄養不足に陥ったりし、安全や健康が失われてしまうことです。こういう場合、高齢者はほとんど周りに助けてもらおうとしません。また、認知症の人でも同じ状況であれば当てはまります。

遺品整理業者

亡くなられた方が生前使用されていた品物などを整理する業者を遺品整理業者といいます。ご遺族の依頼を受けて、思い出の品などの残しておきたい大切なものと不用品とを分別したり、リサイクル業者の手配などを行ったりもしています。遺品整理業者が仕事として成り立つようになったのは戦後になってからだと言われていて、今ではたくさんの遺品整理会社が存在しています。

遺品の供養

故人が生前大事にしていた遺品ほど、遺された遺族にとっても意味のあるものと感じる傾向にあるため、通常の方法で処分することが気に病まれると考えた結果、多少費用がかかっても遺品供養という手段を取ることが多いです。

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